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電気料金を見直したいと考えたとき、「どの電力会社を選べばよいのか」「切り替えることで自分の家庭にもメリットがあるのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
電力自由化によってさまざまな電力会社や料金プランを選択できるようになった一方、単純な電力量料金だけでは比較しにくくなっています。
基本料金や電力量料金だけでなく、燃料費などに連動する調整額、契約条件、解約時の条件、キャンペーン、再生可能エネルギーへの取り組み、サポート体制なども確認しておきたいポイントです。
そこで本記事では、オクトパスエナジーをはじめ、電力会社の料金やサービスを同じ観点から比較します。
オクトパスエナジーへの切り替えを検討している方はもちろん、大手電力会社などから別の電力会社への切り替えを考えている方も、電力会社選びの参考にしてください。
なお、電気料金は契約エリア、契約容量、電気使用量、各種調整額などによって異なります。キャンペーンや料金プランを含む掲載情報は変更される場合があるため、契約前には各電力会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
オクトパスエナジー

東京ガスと英国発のオクトパスエナジーによる電力サービス
オクトパスエナジーは、英国発のエネルギー企業Octopus Energyと東京ガスによる合弁会社「TGオクトパスエナジー株式会社」が日本で展開している電力サービスです。
公式サイトでは、実質再生可能エネルギー100%の電力を提供することが特徴として案内されています。
ここでいう「実質再生可能エネルギー100%」については、発電された電気そのものが家庭まで物理的に区別して送られるという意味ではありません。一般的には、非化石証書などを活用することによって、実質的に再生可能エネルギー由来とみなされる電気を提供する仕組みです。
環境への配慮を電力会社選びの判断材料にしたい場合は、料金だけでなく、こうした電源構成や非化石価値に関する説明も確認すると比較しやすくなります。
特徴
オクトパスエナジーの特徴の一つが、エネルギーサービスとテクノロジーを組み合わせた運営です。
公式サイトによると、独自開発のテクノロジープラットフォームを活用してサービスを提供しており、カスタマーサポートについてもチームによる対応体制を整えています。
電力会社を切り替える場合、料金だけを確認しがちですが、契約後の問い合わせ方法やマイページの使いやすさなども確認しておきたいところです。
また、沖縄県を除く全国でサービスを展開していると案内されています。ただし、一部地域や離島などでは契約条件が異なる可能性があるため、自宅が供給対象かどうかは申し込み前に公式サイトで確認してください。
オクトパスエナジーの料金は?
オクトパスエナジーには複数の電気料金プランがあります。
そのため、オクトパスエナジーの料金を確認するときは、「どのプランを契約するのか」と「どの電力エリアで利用するのか」を分けて確認する必要があります。
公式サイトでは、郵便番号を入力すると、その地域で選択できる料金プランを確認できる仕組みになっています。
「シンプルオクトパス」は基本料金0円
料金体系が分かりやすいプランとして公式サイトで案内されているのが「シンプルオクトパス」です。
公式サイトでは、シンプルオクトパスについて、
基本料金:0円
と案内されています。
さらに、
燃料費調整額:0円
となっているのも料金体系上の特徴です。
一般的な電気料金プランでは、基本料金に加えて、使用した電力量に応じた電力量料金や毎月変動する燃料費調整額などが請求額に影響します。
一方、シンプルオクトパスでは基本料金と燃料費調整額を0円とし、電気使用量にエリア別の料金単価を掛けて計算する料金体系が採用されています。
また、公式サイトでは料金単価について、
12か月間固定
と案内されています。
つまり、シンプルオクトパスは、
- 基本料金:0円
- 燃料費調整額:0円
- 電力量料金:エリア別に設定
- 電力量料金の単価:12か月間固定
という料金体系です。
ただし、電気料金には別途、国が年度ごとに定める再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。
また、シンプルオクトパスの電力量料金単価はエリアによって異なります。公式サイトでは居住エリア等を選択して料金を確認する方式となっているため、契約する住所の最新単価は申し込み前に公式サイトで確認してください。
12か月経過後の取り扱いにも注意
シンプルオクトパスについては、12か月間の固定単価が設定されています。
そのため、「契約した単価がその後もずっと固定される」という意味ではありません。
料金プランや12か月経過後の取り扱いについては、申し込み時に表示される最新の契約条件を確認しておくことが重要です。
電力会社を比較する際には、申し込み直後の料金だけではなく、固定期間終了後の条件まで確認すると比較しやすくなります。
グリーンオクトパスは実質再生可能エネルギー100%
オクトパスエナジーでは「グリーンオクトパス」も展開されています。
公式サイトでは、実質再生可能エネルギー100%の電気を提供する料金メニューとして案内されています。
グリーンオクトパスについては、料金単価が電力エリアごとに設定されています。
また、シンプルオクトパスとは料金の仕組みが異なるため、単純に「基本料金0円」という条件をすべてのオクトパスエナジーの料金プランに当てはめることはできません。
料金を比較するときは、
シンプルオクトパスとグリーンオクトパスは別の料金メニュー
として確認する必要があります。
現在申し込めるプランや地域別の料金単価については、公式サイトの料金プラン一覧から郵便番号を入力して確認してください。
電気料金以外にかかる「再エネ賦課金」とは?
シンプルオクトパスでは基本料金と燃料費調整額が0円ですが、「電力量料金だけ支払えばよい」という意味ではありません。
公式サイトにも記載されているとおり、電気料金には別途、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。
再生可能エネルギー発電促進賦課金はオクトパスエナジーだけが設定している料金ではなく、国が年度ごとに単価を設定するものです。
そのため、電気料金を試算するときは、
電力量料金+再生可能エネルギー発電促進賦課金
など、最終的な請求に関係する項目まで確認することが重要です。
オクトパスエナジーの新規申込割引は?
オクトパスエナジーでは、申し込み経路によって新規契約者向けの割引が設定される場合があります。
公式サイトで公開されている「提携企業割 Ver3(新規申込割)」の定義書では、所定の条件を満たした場合、
6,000円(税込)の電気料金割引
が適用されることが規定されています。
具体的には、新たにオクトパスエナジーの電気需給契約を申し込み、同社指定のWebページまたは指定された方法から申し込むことなどが条件です。
対象となる料金メニューについても条件が設定されています。
割引方法については、電気の供給開始後、2回目に支払義務が発生する対象期間の電気料金から6,000円(税込)を割り引く仕組みとされています。
ただし、対象となる電気料金が6,000円未満の場合などについては定義書に別途取り扱いが定められています。
重要なのは、オクトパスエナジーへ申し込めば無条件で全員が6,000円割引になるわけではないという点です。
指定された申し込み経路や対象料金メニューなどの適用条件を満たす必要があります。
申し込み時には、利用する広告・提携ページに表示されているキャンペーン条件を確認してください。
友達紹介では8,000円の電気代割引
オクトパスエナジー公式サイトでは「友達紹介割」も案内されています。
現在公式サイトで案内されている割引額は、
8,000円(税込)の電気代割引
です。
紹介リンクを利用して新しく申し込み、所定の条件を満たすと、新規契約者と紹介した既存ユーザーの双方に8,000円の電気代割引が適用される仕組みです。
公式サイトでは、双方の初回支払いが確認された後に割引が適用される旨も案内されています。
既存のオクトパスエナジーユーザーについては、友達を紹介するたびに割引を受けられる仕組みが案内されており、紹介人数に上限はないとされています。
ただし、友達紹介割と新規申込割など、異なるキャンペーン・割引については併用できるとは限りません。
「6,000円+8,000円で合計14,000円割引になる」といった記載は、併用条件を公式規約で確認できない限り行わないほうが安全です。
申し込み経路によって適用されるキャンペーンが異なる可能性があるため、実際に利用する申し込みページの条件を確認してください。
オクトパスエナジーの料金・割引を数字で整理
公式情報から確認できる主な数字を整理すると、次のようになります。
| 項目 | 公式情報で確認できる内容 |
|---|---|
| シンプルオクトパスの基本料金 | 0円 |
| シンプルオクトパスの燃料費調整額 | 0円 |
| シンプルオクトパスの単価固定期間 | 12か月 |
| 再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 別途加算 |
| 提携企業割 Ver3 | 6,000円(税込)の電気料金割引 |
| 提携企業割 Ver3の主な割引時期 | 供給開始後、2回目に支払義務が発生する対象料金から割引 |
| 友達紹介割 | 8,000円(税込)の電気代割引 |
| 解約金・解約手数料 | いずれも無料 |
※料金プラン、料金単価、キャンペーン、割引額、適用条件は変更される場合があります。掲載時点の情報だけで判断せず、申し込み前に必ず公式サイトおよび申し込みページの最新条件をご確認ください。
料金を確認するときは「月額○円」ではなく自宅の使用量で比較
オクトパスエナジーを検討するときに注意したいのが、「月額○円で利用できる電力サービス」ではないことです。
実際の電気料金は、契約する料金プラン、居住地域、電気使用量などによって変わります。
例えばシンプルオクトパスの場合、基本料金と燃料費調整額は0円ですが、使用した電力量に応じた料金は発生します。
そのため、
「基本料金0円だから電気代そのものが安くなる」
と判断するのではなく、現在利用している電力会社の年間使用量を確認して料金を比較することが重要です。
オクトパスエナジー公式サイトでは郵便番号から利用できる料金プランを確認できるため、現在の検針票やWeb明細を用意して比較すると判断しやすくなります。
キャンペーンを利用する場合は申し込み経路を確認
オクトパスエナジーでは、友達紹介や提携企業経由など、申し込み方法によって異なる割引が用意されることがあります。
特にPPC広告から申し込む場合は、広告の遷移先ページに設定されたキャンペーン条件を確認することが重要です。
今回公式規定で確認できた「提携企業割 Ver3」は6,000円(税込)ですが、すべての申し込みページに自動的に適用される割引ではありません。
また、友達紹介割は8,000円(税込)と案内されていますが、別の新規申込キャンペーンとの併用可否については、各キャンペーン規約を確認する必要があります。
キャンペーンの金額だけでなく、
- 対象となる申し込み経路
- 対象料金プラン
- 割引が適用される時期
- 他キャンペーンとの併用可否
- 割引適用前に解約した場合の取り扱い
まで確認してから申し込むとよいでしょう。
オクトパスエナジーは料金体系とキャンペーン条件を確認して検討しよう
オクトパスエナジーには複数の料金プランがあり、選択するプランによって料金体系が異なります。
シンプルオクトパスについては、公式サイトで基本料金0円・燃料費調整額0円・電力量料金単価を12か月間固定と案内されています。
一方、電力量料金はエリア別に設定され、再生可能エネルギー発電促進賦課金も別途加算されるため、「基本料金0円」という数字だけで他社より安いと判断することはできません。
キャンペーンについては、公式規定で提携企業割 Ver3の6,000円(税込)割引、公式サイトでは友達紹介割の8,000円(税込)割引を確認できます。
ただし、申し込み経路や適用条件が異なるため、両方が同時に適用されるとは限りません。
現在の電気使用量とオクトパスエナジーの最新料金を照らし合わせたうえで、利用できるキャンペーンの条件まで確認して検討するとよいでしょう。
東京電力エナジーパートナー

幅広い料金プランから利用状況に合わせて検討できる
東京電力エナジーパートナーでは、家庭向けに複数の電気料金プランを提供しています。
関東エリアの「スタンダードS」は、一人暮らしからファミリーまで幅広い利用者を対象とした従量制の料金プランです。公式サイトでは契約アンペア10A~60Aの利用者を対象としています。
また、東京電力エナジーパートナーは関東だけでなく、沖縄県や一部地域・島嶼地域を除く全国を対象とした電気サービスを案内しています。
特徴
東京電力エナジーパートナーでは、地域や電気の使用状況に応じて複数のプランから検討できます。
そのため、オクトパスエナジーと比較するときも、単に会社名同士を比べるのではなく、「現在契約しているプラン」と「切り替え候補のプラン」を比較することが重要です。
例えば、関東エリアのスタンダードSでは、契約アンペアに応じた基本料金と、使用量に応じた3段階の電力量料金が設定されています。
料金
関東エリアのスタンダードSでは、公式サイト掲載の税込料金として、基本料金は10Aにつき月額311.75円です。
電力量料金は、最初の120kWhまでが1kWhあたり29.80円、120kWhを超え300kWhまでが36.40円、300kWhを超える部分が40.49円と案内されています。
ただし、実際の請求額は電力量料金だけで決まるものではありません。
燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金なども関係します。公式サイトでも、燃料費調整額は燃料価格の変動に応じて毎月変動すると説明されています。
したがって、オクトパスエナジーと比較するときも、電力量料金の単価だけを見て「こちらのほうが安い」と判断するのではなく、同じ条件で料金シミュレーションを行うことが重要です。
おすすめポイント
東京電力エナジーパートナーは、生活スタイルに応じた複数の料金プランを用意しています。
現在東京電力エナジーパートナーを利用している場合は、他社への切り替えだけでなく、同社内で現在の生活スタイルに合うプランがないか確認する方法もあります。
特にオール電化住宅など、電気を多く使用する時間帯に特徴がある家庭では、単純な従量制プランだけでなく、生活スタイルに対応した料金プランも含めて比較するとよいでしょう。
キャンペーン・特典
キャンペーンやセットサービスなどの内容は、申し込み時期・地域・契約プランによって異なる場合があります。
最新情報や適用条件については東京電力エナジーパートナー公式サイトをご確認ください。
利用シーン
現在東京電力エナジーパートナーを契約していて、他社への切り替えによって料金がどのように変化するのか確認したい場合には、現在の契約を比較基準として利用できます。
特に、直近1か月だけではなく、夏や冬を含めた年間の使用量を確認して比較すると、季節による電気使用量の変化も考慮しやすくなります。
東京電力エナジーパートナーを検討するときのポイント
複数の料金プランが用意されているため、自分の生活スタイルや電気使用量に合うプランを確認したい方にとって比較しやすい選択肢です。
料金比較では、基本料金・電力量料金だけでなく、燃料費調整額などを含めた総額を確認しましょう。
ENEOSでんき

電気使用量や各種サービスを踏まえて検討できる電力サービス
ENEOSでんきでは、一般家庭向けの料金プランとして「Vプラン」などを提供しています。
公式サイトでは、Vプランについて、電気使用量が多い家庭やポイントサービスを利用する方、ENEOSのガソリンスタンドを利用する方などを想定した案内がされています。
特徴
ENEOSでんきのVプランは、地域ごとに料金が設定されています。
北海道・東北・関東・中部・北陸・関西・中国・四国・九州など、地域によって基本料金または最低料金、電力量料金が異なります。
オクトパスエナジーと同様に広い地域で検討できますが、居住地域に対応するプランを確認したうえで比較する必要があります。
料金
一例として東京Vプランでは、基本料金は10Aにつき月額311.75円(税込)です。
電力量料金は最初の120kWhまでが1kWhあたり29.80円、120kWhを超え300kWhまでが34.85円、300kWhを超える部分が36.90円と公式サイトで案内されています。
ただし、燃料費調整額などによって実際の電気料金は変動します。
公式サイトでも、燃料価格の状況などによって大手電力会社の規制料金より高くなる場合がある旨が案内されています。
このため、特定の電力量料金だけを取り出して優劣を判断するのではなく、現在の契約と同条件で比較することが大切です。
おすすめポイント
ENEOSでんきでは、電気料金そのものに加えて、対象となるポイントサービスや自動車関連のサービスとの相性も比較材料になります。
普段利用しているサービスまで含めて家計全体で比較したい場合には、確認しておきたい選択肢です。
キャンペーン・特典
ENEOSでんきでは、契約条件に応じた割引や特典が設定される場合があります。
特典には適用条件が設けられている場合があるため、契約期間や解約条件なども含めて確認してください。
キャンペーン・特典は変更または終了する可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
利用シーン
電気の使用量が比較的多い家庭や、電気料金だけでなくポイントなどの付帯サービスも含めて比較したい場合に検討しやすいサービスです。
一方、付帯サービスを利用しない場合には、純粋な年間電気料金でも比較してみると判断しやすくなります。
ENEOSでんきを検討するときのポイント
ENEOSでんきは、電気料金と日常的に利用しているサービスとの組み合わせを考慮して比較したい方にとって選択肢の一つとなります。
オクトパスエナジーと比較する場合には、電気料金だけでなく、再生可能エネルギーへの取り組みを重視するのか、ポイントなどの付帯サービスを重視するのかを整理してみましょう。
idemitsuでんき

電気と自動車関連の特典を組み合わせて検討できる
idemitsuでんきでは、一般家庭向けの「Sプラン」やオール電化住宅向けのプランなどが案内されています。
公式サイトでは、Sプランについて、地域の電力会社の従量電灯から切り替える場合に電気使用量に応じた料金メリットを訴求しています。ただし、燃料費調整額や各種割引の適用状況によっては、料金メリットが生じない場合があることも明記されています。
特徴
idemitsuでんきの特徴として、電気料金に加えて自動車利用者向けの特典を組み合わせられる点があります。
公式サイトでは、ガソリン車とEVの双方を対象とした「クルマ特割」が案内されています。
そのため、自動車を日常的に利用している家庭では、電気料金だけではなく自動車関連費用まで含めて比較する方法があります。
料金
Sプランは地域によって料金設定が異なります。
また、実際の請求には燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金などが関係します。
公式サイトでも、燃料費調整額や割引の適用状況などによっては、切り替え前より料金面で有利にならない場合がある旨が案内されています。
そのため、自分の地域・契約容量・月間使用量を入力して料金を比較することが重要です。
おすすめポイント
電気料金と自動車関連サービスを一緒に見直したい場合には比較しやすいサービスです。
また、オール電化住宅向けのプランも案内されているため、夜間の電気使用量が多い家庭などでは、一般家庭向けプランだけでなく対象プランを確認しておくとよいでしょう。
キャンペーン・特典
自動車に関連する特典などが用意されていますが、適用条件や特典内容は変更される可能性があります。
最新の特典内容・対象条件については公式サイトをご確認ください。
利用シーン
ガソリン車やEVを所有しており、電気料金と自動車関連費用をまとめて見直したい場合に検討しやすいサービスです。
一方、車を利用しない場合には、車関連特典を除いた電気料金を基準に他社と比較すると分かりやすくなります。
idemitsuでんきを検討するときのポイント
idemitsuでんきは、家庭で使う電気と自動車の利用状況をあわせて比較したい方にとって選択肢の一つです。
オクトパスエナジーと比較する場合には、再生可能エネルギーへの取り組み、電気料金、自動車関連特典など、自分が重視する項目を明確にして比較すると選びやすくなります。
※料金・サービス・キャンペーン等は掲載時点から変更される場合があります。最新情報、適用条件、供給エリア、契約条件については各社公式サイトをご確認ください。
オクトパスエナジーと電力会社を比較
ここまで紹介した4社は、それぞれ料金体系や付帯サービス、環境への取り組みなどに違いがあります。
電力会社を比較するときは、特定の料金単価だけで判断するのではなく、自分の電気使用量や生活スタイルを基準に複数の項目を確認することが大切です。
以下では、同じ比較基準で各サービスの特徴を整理します。
| 比較項目 | オクトパスエナジー | 東京電力エナジーパートナー | ENEOSでんき | idemitsuでんき |
|---|---|---|---|---|
| 主な家庭向けプラン | グリーンオクトパスなど | スタンダードSなど | Vプランなど | Sプランなど |
| 料金体系 | 地域・プランにより異なる | 地域・プランにより異なる | 地域・プランにより異なる | 地域・プランにより異なる |
| 供給エリア | 沖縄県を除く全国を中心に展開 | 複数エリアで提供 | 複数エリアで提供 | 複数エリアで提供 |
| 再生可能エネルギー | 実質再生可能エネルギー100%と案内 | プラン等による | プラン等による | プラン等による |
| サポート | 独自プラットフォームを活用したチーム体制 | Web・電話など | Web・電話など | Web・電話など |
| 付帯サービス | 電力サービス・サポートなど | プラン・サービスにより異なる | ポイントやガソリン関連特典など | 自動車関連特典など |
| 解約時の条件 | 解約金・解約手数料無料 | 契約プランによるため要確認 | 契約内容・割引によって異なる | 契約プラン・特典等の条件を要確認 |
| キャンペーン | 時期・申込経路等により実施される場合あり | 時期等により異なる | 時期等により異なる | 時期等により異なる |
| 比較するときのポイント | 料金・再エネ・サポート | 料金プラン・利用状況 | 料金・ポイント・車関連サービス | 料金・車関連特典 |
※上表はサービスの特徴を比較しやすくするために整理したものです。供給エリアには一部対象外地域や離島などが含まれる場合があります。
※料金・キャンペーン・特典・契約条件は変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
表だけで「安い電力会社」を決めないことが重要
電力会社を比較するときに注意したいのが、「1kWhあたりの料金が低い会社を選べばよい」とは限らないことです。
実際の電気料金には、基本料金や電力量料金だけでなく、燃料価格などに連動する調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金などが関係します。
また、電力量料金が段階制になっているプランでは、使用量が増えることで適用される単価が変わります。
例えば月100kWh程度の家庭と、月400kWh程度を使用する家庭では、同じ電力会社を選んでも比較結果が異なる場合があります。
そのため、比較表は各社の特徴を把握するために使い、最終的には自宅の実際の使用量を使って料金を確認することが重要です。
電力会社を比較するときに確認したい7つのポイント
電力自由化によって選択肢が増えたことで、料金だけでなくサービス内容も比較できるようになりました。
一方、比較する項目が多いため、「結局どこを見ればよいのか分からない」ということもあります。
ここからは、電力会社を切り替える前に確認したいポイントを順番に解説します。
1.現在の電気料金と使用量を確認する
最初に行いたいのが、現在の契約状況の確認です。
電力会社を比較するには、比較の基準となる情報が必要になります。
検針票や現在契約している電力会社のWebサイト・アプリなどから、少なくとも次の項目を確認しておきましょう。
- 現在契約している電力会社
- 料金プラン
- 契約アンペアまたは契約容量
- 月間電気使用量
- 月々の電気料金
- 過去1年間の使用量
特に重要なのが、年間を通した電気使用量です。
電気の使用量は季節によって変化します。
エアコンを使用する夏や暖房器具を使用する冬に電気使用量が増える家庭もあるため、1か月分だけで比較すると年間の実態と合わない可能性があります。
可能であれば過去12か月分を確認しましょう。
2.基本料金と電力量料金を確認する
電気料金を比較するときの基本となるのが、基本料金と電力量料金です。
ただし、料金体系は電力会社や地域によって異なります。
契約アンペアによって基本料金が決まるプランもあれば、最低料金が設定されている地域もあります。
電力量料金についても、
「最初の120kWhまで」
「120kWhを超えて300kWhまで」
「300kWhを超える部分」
など、使用量に応じて単価が変わる料金体系があります。
このため、単価を一つだけ比較するのではなく、自分の使用量に当てはめて確認することが重要です。
3.燃料費などに連動する調整額を確認する
電力会社の比較で見落としやすいのが、燃料価格などに連動して変動する調整額です。
電力量料金の単価が低く見えても、調整額を含めた最終的な請求額では比較結果が変わる可能性があります。
また、調整方法や上限の取り扱いなどが契約プランによって異なる場合があります。
電力会社の料金シミュレーションを利用するときも、「何を含めて試算しているのか」を確認しておくとよいでしょう。
4.キャンペーンだけで判断しない
新規契約時にキャンペーンが用意されている場合、その内容は魅力的な比較材料になります。
ただし、キャンペーンは基本的に期間や条件が設定されています。
例えば、
- 対象プランへの申し込みが必要
- 指定ページからの申し込みが必要
- 一定期間の利用が条件
- 特典付与まで期間がある
- 他の特典と併用できない
といった条件が設けられている場合があります。
キャンペーンを利用する場合は、特典額だけでなく適用条件も確認しましょう。
また、電気は継続して利用するサービスです。
一時的なキャンペーンだけでなく、キャンペーン終了後の料金やサービス内容まで含めて比較することが大切です。
5.解約金や契約期間を確認する
将来的に引っ越しや再度の電力会社変更を考えている場合は、契約期間や解約条件も確認しておきたい項目です。
公式サイトでは、オクトパスエナジーは解約金・解約手数料無料と案内されています。
一方、他社では特定の長期割引などを選択すると、更新期間以外の解約で手数料が発生するケースがあります。
例えばENEOSでんきの「にねん とく²割」は、公式情報上、適用期間中に解約または割引を廃止すると、更新月など一定の例外を除いて解約手数料が発生します。
通常プランそのものの条件と、追加する割引サービスの条件を分けて確認することが重要です。
6.料金以外のサービスも確認する
電力会社によっては、電気以外のサービスと組み合わせた特典があります。
ENEOSでんきであればポイントや対象となる自動車関連サービス、idemitsuでんきであれば車に関連した特典などが比較材料になります。
一方、オクトパスエナジーでは実質再生可能エネルギー100%と案内されている電力や、テクノロジーを活用したサービス・サポート体制などが特徴です。
どの特徴に価値を感じるかは家庭によって異なります。
普段利用しないポイントやサービスを理由に選ぶより、自分が実際に利用できる特典なのかを確認しましょう。
7.サポート体制を確認する
電気は日常生活に欠かせないため、契約後のサポートも比較したいポイントです。
申し込み方法だけでなく、
- 問い合わせ方法
- Web上で確認できる情報
- 使用量や料金の確認方法
- 引っ越し時の手続き
- 支払い方法
などを確認しておくと安心です。
オクトパスエナジーは、公式サイトでは独自開発のテクノロジープラットフォームを活用し、チームによるカスタマーサポートを提供していると案内されています。
料金差だけでは決めにくい場合には、契約後の管理や問い合わせのしやすさも比較基準にするとよいでしょう。
電力会社の切り替えで失敗しやすいポイントは?
電力会社を切り替えるときは、「安そうだから」という理由だけで申し込むのではなく、契約条件を確認する必要があります。
ここでは、特に見落としやすいポイントを整理します。
1か月分の料金だけで比較してしまう
電気使用量は季節によって大きく変化する場合があります。
春に電気使用量が少ない家庭でも、夏にエアコン、冬に電気暖房などを使用すると使用量が増えることがあります。
可能であれば過去1年間の使用量を使って比較しましょう。
電力量料金だけを比較してしまう
「1kWh○円」という数字は分かりやすいものの、それだけで実際の請求額を判断することはできません。
基本料金、電力量料金、各種調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金など、請求額を構成する項目を確認する必要があります。
キャンペーン適用条件を確認していない
キャンペーンには申込期間や対象プランなどの条件が設定されることがあります。
広告などで表示された特典が、すべての契約者に同じ条件で適用されるとは限りません。
申し込み前に公式サイトのキャンペーンページや注意事項を確認しましょう。
現在の契約の解約条件を確認していない
新しい電力会社だけでなく、現在利用している電力会社の契約条件も確認が必要です。
契約しているプランや割引によっては、解約時に費用が発生する場合があります。
供給エリアを確認していない
全国規模でサービスを展開している電力会社でも、一部の離島などは対象外となる場合があります。
引っ越しと同時に申し込む場合などは、住所を入力して供給可能か確認しましょう。
利用目的から電力会社を比較してみよう
どの電力会社が適しているかは、電気の使用状況や重視するポイントによって異なります。
ここでは、特定の会社を順位付けするのではなく、目的ごとに比較するときの考え方を紹介します。
電気料金を見直したい場合
現在の電気料金を見直すことが主な目的であれば、まず過去1年間の電気使用量を確認します。
そのうえでオクトパスエナジー、東京電力エナジーパートナー、ENEOSでんき、idemitsuでんきなどの料金シミュレーションや料金表を利用し、同じ条件で比較します。
ポイントやキャンペーンを含める場合も、まず通常時の電気料金を確認してから特典を加えて考えると比較しやすくなります。
再生可能エネルギーへの取り組みを重視したい場合
料金とともに環境への取り組みを重視する場合は、電源構成や非化石証書の利用状況などを確認しましょう。
オクトパスエナジーでは、実質再生可能エネルギー100%の電力を提供すると案内されています。
「実質再生可能エネルギー」という言葉だけでなく、その仕組みについて公式サイトの説明まで確認して選ぶことが大切です。
ポイントサービスも活用したい場合
普段から利用しているポイントサービスがある場合は、電気料金とポイントをあわせて比較できます。
ENEOSでんきでは、契約条件に応じてポイント等に関するサービスが用意されています。
ただし、ポイント還元だけでなく、電気料金を含めた年間負担額を確認しましょう。
車をよく利用する場合
車を日常的に利用している家庭では、ENEOSでんきやidemitsuでんきなど、自動車関連の特典を用意しているサービスも比較候補になります。
ガソリン車なのかEVなのかによっても利用できるサービスが異なる場合があるため、自分の車の利用状況と合わせて確認します。
契約期間の自由度を重視する場合
転勤や引っ越しなどで将来的に電力会社を変更する可能性がある場合は、解約条件を重視して比較する方法があります。
公式サイトではオクトパスエナジーは解約金・解約手数料無料と案内されています。
他社についても、通常プランに解約金がなくても追加の長期割引などに条件が設けられている場合があるため、申し込み前に確認してください。
電力会社を切り替えると電気の品質は変わる?
新電力への切り替えを検討するとき、「停電しやすくならないか」「電気の品質が変わらないか」と気になる方もいるでしょう。
一般的な小売電気事業者の切り替えでは、家庭まで電気を届ける送配電網そのものが切り替わるわけではありません。
地域の一般送配電事業者の送配電設備を利用して電気が届けられるため、小売電気事業者を変更したことだけを理由として電気の品質が変わる仕組みではありません。
ただし、停電時の対応や問い合わせ先については状況によって異なるため、契約先から案内される情報を確認してください。
オクトパスエナジーへの切り替え前に確認したいこと
オクトパスエナジーへの切り替えを検討する場合も、他社と同じ基準で確認することが重要です。
特に次の項目を確認しましょう。
- 自宅が供給エリアに含まれているか
- 希望する料金プランを契約できるか
- 現在の電気使用量で料金がどの程度になるか
- 各種調整額を含めるとどの程度になるか
- キャンペーンの対象条件
- 支払い方法
- 現在契約している電力会社の解約条件
- 引っ越しを伴う場合の手続き
現在の電力会社の検針票やWeb明細を準備しておくと、比較しやすくなります。
また、キャンペーンを利用する場合は、申し込み前に対象条件を確認してください。
料金・キャンペーン・契約条件は変更される可能性があります。最新情報はオクトパスエナジー公式サイトをご確認ください。
オクトパスエナジーと電力会社の比較でよくある質問
Q. オクトパスエナジーとはどのような電力会社ですか?
オクトパスエナジーは、英国発のOctopus Energyと東京ガスによる合弁会社「TGオクトパスエナジー株式会社」が日本で展開する電力サービスです。
公式サイトでは、実質再生可能エネルギー100%の電力や、独自のテクノロジープラットフォームを活用したサービスなどを特徴として案内しています。
Q. オクトパスエナジーに切り替えると電気料金は安くなりますか?
契約エリア、契約容量、電気使用量、現在の料金プラン、各種調整額などによって異なるため、一律に安くなるとはいえません。
現在の電気使用量を確認し、同じ条件で料金を比較することが重要です。
Q. オクトパスエナジーは再生可能エネルギーを利用していますか?
実質再生可能エネルギー100%の電力を提供すると案内されています。
「実質再生可能エネルギー100%」は、一般的には非化石証書などを利用して環境価値を付加する仕組みを含みます。詳細は契約するプランの最新情報をご確認ください。
Q. オクトパスエナジーの供給エリアはどこですか?
沖縄県を除くすべての都道府県でサービスを展開すると案内されています。
ただし、一部地域や離島などでは利用できない場合があります。住所ごとの供給可否については申し込み前に公式サイトで確認してください。
Q. オクトパスエナジーに解約金はありますか?
解約金・解約手数料は無料と案内されています。
ただし、契約条件は変更される可能性があります。申し込み時には最新の料金プラン、重要事項説明、契約条件をご確認ください。
Q. 電力会社を切り替えると停電しやすくなりますか?
小売電気事業者を切り替えても、地域の送配電網を利用して家庭まで電気が届けられる基本的な仕組みは変わりません。
そのため、小売電気事業者を変更したことだけを理由として電気の品質が変わる仕組みではありません。
Q. 電力会社の比較では何を確認すればよいですか?
基本料金や電力量料金だけでなく、各種調整額、契約期間、解約条件、キャンペーン、供給エリア、ポイントや付帯サービス、サポート体制などを確認しましょう。
特に料金については、1か月分だけではなく過去1年間の電気使用量を使って比較すると判断しやすくなります。
Q. キャンペーンがある電力会社を選んだほうがよいですか?
キャンペーンは比較材料の一つですが、それだけで契約先を決める必要はありません。
特典の適用条件や付与時期を確認するとともに、キャンペーン終了後も含めた料金やサービス内容を比較しましょう。
オクトパスエナジーを含め、自分に合う電力会社を比較しよう
電力自由化によって、家庭でもさまざまな電力会社や料金プランを比較できるようになりました。
一方で、電気料金は基本料金や電力量料金だけで決まるわけではありません。
電力会社を選ぶ際には、
- 自宅の電気使用量
- 料金体系
- 各種調整額
- 供給エリア
- 契約期間・解約条件
- キャンペーン
- ポイントや付帯サービス
- 再生可能エネルギーへの取り組み
- サポート体制
などを総合的に確認することが大切です。
オクトパスエナジーは、実質再生可能エネルギー100%の電力、テクノロジーを活用したサービス、チームによるカスタマーサポート、解約金・解約手数料無料などを特徴として案内しています。
そのため、電気料金の見直しだけでなく、再生可能エネルギーへの取り組みや契約条件、サポート体制も含めて電力会社を比較したい方にとって、検討しやすい選択肢の一つです。
ただし、どの電力会社が適しているかは、居住地域や契約容量、毎月の電気使用量、生活スタイルによって異なります。
まずは現在利用している電力会社の検針票やWeb明細を確認し、オクトパスエナジーを含む複数の電力会社を同じ条件で比較してみましょう。
料金・キャンペーン・供給エリア・契約条件等は変更される場合があります。掲載情報だけで判断せず、申し込み前には最新情報と適用条件を公式サイトで確認してください。