ソフトバンクでんき「おうちでんき」を比較|料金・特典・セット割をわかりやすく解説

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電力会社を切り替えるときは、電気料金の単価だけでなく、スマートフォンやガスなどとのセット割、キャンペーン、供給エリア、契約条件まで確認しておくことが大切です。

特にソフトバンクやワイモバイルを利用している場合、「ソフトバンクでんきにまとめるとどのようなメリットがあるのか」「ほかの電力サービスと比べて自分に合っているのか」が気になる方もいるでしょう。

ソフトバンクでんきの「おうちでんき」は、電気そのものに加え、対象となるソフトバンク・ワイモバイルの通信サービスとのセット割を利用できることが特徴です。

ただし、電気料金は供給エリアや使用量によって異なり、燃料費調整額なども毎月変動します。また、セット割についても利用している通信料金プランによって割引内容が異なります。

そこでこの記事では、ソフトバンクでんき「おうちでんき」の料金、セット割、キャンペーン、契約時の注意点を整理したうえで、ほかの電力サービスとも同じ基準で比較します。

電力会社の切り替えを検討している方は、毎月の電気使用量や現在利用しているスマートフォン、ガスなどの契約状況と照らし合わせながら確認してみてください。

料金・キャンペーン等は2026年8月28日時点で各社公式サイトから確認できる情報をもとにしています。電気料金には燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金などが加算または調整される場合があります。実際の請求額は契約条件、地域、使用量、燃料価格などによって変わるため、申し込み前に必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。

ソフトバンクでんき「おうちでんき」

出典:ソフトバンクでんき公式サイト

ソフトバンクでんき「おうちでんき」とは

「おうちでんき」は、ソフトバンク株式会社が提供している家庭向けの電力サービスです。

特徴の一つが、ソフトバンクまたはワイモバイルの対象サービスと組み合わせることで利用できる「おうち割 でんきセット」です。

単純に電気料金だけを見るのではなく、スマートフォンやインターネットを含めた家計全体で固定費を確認したい方が比較しやすいサービスといえます。

一方で、割引額は利用している通信ブランドや料金プランなどによって異なります。「ソフトバンクまたはワイモバイルを使っていれば全員同じ金額が割引される」という仕組みではないため、現在の通信契約を確認してから検討することが重要です。

おうちでんきの特徴

主な特徴は次のとおりです。

・ソフトバンクが提供する家庭向け電力サービス
・ソフトバンクの対象通信サービスとのセット割がある
・ワイモバイルの対象プランとのセット割がある
・でんき1契約につき最大10回線までセット割の対象になり得る
・対象エリアでは新規契約者向けキャンペーンが実施されることがある
・Webから申し込み手続きを進められる
・専用アプリなど、電気と関連サービスを組み合わせた仕組みが用意されている

電力会社を選ぶときに「電気単体の料金」を重視する方法もありますが、ソフトバンク・ワイモバイル利用者の場合は通信料金に適用される割引まで含めて比較するのがポイントです。

おうちでんきの料金

おうちでんきの料金は供給エリアによって異なります。

ここでは比較しやすいように東京電力エリアを例として確認します。

2026年8月28日時点で公式サイトに掲載されている東京電力エリアのおうちでんきの料金単価は次のとおりです。

項目税込料金
基本料金 10Aにつき311.75円
基本料金 15A467.63円
電力量料金 最初の120kWhまで29.80円/kWh
120kWh超〜300kWhまで36.40円/kWh
300kWh超40.49円/kWh
最低月額料金328.08円

契約電流が30Aなら基本料金部分は約935.25円、40Aなら約1,247円という計算になります。

ただし、上記の基本料金と電力量料金だけで実際の請求額が決まるわけではありません。

公式サイトでは、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が別途かかると案内されています。また、契約するおうちでんきの種類によって料金の構成が異なる場合があります。

そのため、単価だけを使って「毎月必ず○円になる」「他社より必ず安くなる」と判断するのは適切ではありません。

実際の検討では、現在の検針票などから契約アンペアと月間使用量を確認し、公式サイトの料金シミュレーションも併用すると比較しやすくなります。

ソフトバンク利用者のおうち割 でんきセット

ソフトバンク利用者が注目したいのが「おうち割 でんきセット(M)」です。

公式サイトでは、対象となるソフトバンクのスマートフォンや固定通信サービスなどについて、1回線ごとに次の割引が案内されています。

利用期間1回線あたりの割引額
1〜2年目毎月110円
3年目以降毎月55円

対象となる固定通信サービス、スマートフォン、ケータイ、タブレット、モバイルWi-Fiルーターなどを合わせて、でんき1契約につき最大10回線までが対象と案内されています。

たとえば対象サービスが4回線あり、すべてに1〜2年目の毎月110円割引が適用された場合、割引額は月440円、24ヶ月では10,560円となります。

ただし、実際に割引対象となるかどうかは契約している通信サービスや料金プランなどによります。

単純に「ソフトバンク利用者なら通信費が必ず月110円安くなる」と考えるのではなく、対象サービスと適用条件を確認してください。

ワイモバイル利用者のおうち割 でんきセット

ワイモバイルでは、料金プランによって割引内容が大きく異なる点が重要です。

2026年8月28日時点の公式サイトでは、「おうち割 でんきセット(E)」について、ワイモバイルのシンプル3 M/Lを対象として2年間毎月1,100円割引と案内されています。

一方、「おうち割 でんきセット(A)」の対象プランでは、2年間毎月110円、3年目以降は毎月55円の割引とされています。

区分主な対象割引内容
おうち割 でんきセット(E)シンプル3 M/L2年間 毎月1,100円
おうち割 でんきセット(A)シンプル2 S/M/Lなど対象プラン2年間 毎月110円、3年目以降 毎月55円
対象回線数対象通信サービスでんき1契約につき最大10回線

特にシンプル3 M/Lの場合は、従来の対象プランと割引額が異なるため、ワイモバイル利用者がソフトバンクでんきを比較するときの重要な確認項目になります。

ただし、「おうち割 でんきセット(E)」は「おうち割 光セット(A)」や家族割引との重複割引ができないなど、適用条件があります。

そのため、現在すでにワイモバイルの別の割引を利用している場合は、おうちでんきに申し込んだ場合の実質的なメリットを確認してから判断しましょう。

現在確認できるキャンペーン

2026年8月28日時点でソフトバンク公式サイトを確認すると、「おうちでんき でんき代初月全額無料キャンペーン」が現在申し込み可能なキャンペーンとして掲載されています。

主な内容は次のとおりです。

項目内容
特典対象となる初回請求月のでんき代を無料
対象個人・新規契約など所定条件を満たす方
対象エリア北海道・東京・中部・中国・四国・沖縄電力エリア
開通条件申し込みから6ヶ月以内の開通など
契約期間1年間の契約が必要
1年未満で解約する場合違約金3,000円が必要と案内
その他加入中のプランなどにより申し込めない場合あり

「初月全額無料」という名称だけを見るのではなく、対象地域や契約期間、解約時の条件まで確認しておくことが大切です。

また、キャンペーンは予告なく変更・終了したり、受付方法によって条件が異なったりする可能性があります。

なお、過去に実施されていた「でんき代6ヵ月間10%OFFキャンペーン」は、公式サイト上では終了したキャンペーンとして掲載されています。現在の申し込みを検討する場合は、過去のキャンペーンではなく、申し込み時点で公式サイトに掲載されている特典を確認してください。

おうちでんきのおすすめポイント

おうちでんきの比較ポイントは、電気料金だけではありません。

ソフトバンクまたはワイモバイルの対象通信サービスを利用している場合、セット割を含めた通信費と電気料金の合計で比較できることが特徴です。

特に家族で複数の対象回線を利用している場合は、対象となる回線数を確認しておくと、現在の固定費との比較がしやすくなります。

また、電力会社を変更しても、基本的には地域の一般送配電事業者の送配電網を利用して電気が届けられます。小売電気事業者を変更したことだけを理由に、家庭へ届く電気の品質が変化するという仕組みではありません。

料金面では、基本料金や電力量料金だけで判断せず、燃料費調整額などを含めた実際の請求額で比較することが重要です。

どのような利用シーンに向いているか

おうちでんきは、次のような条件で電力会社を比較している場合に検討しやすいサービスです。

・ソフトバンクの対象通信サービスを利用している
・ワイモバイルの対象料金プランを利用している
・スマートフォンと電気を組み合わせて固定費を比較したい
・複数の対象回線を利用している
・Webで電力会社の切り替え手続きを進めたい
・キャンペーンの条件も含めて電力会社を比較したい

一方、ソフトバンクやワイモバイルを利用していない場合は、セット割によるメリットを受けられない可能性があります。

その場合は電気料金単価、燃料費調整の仕組み、ポイント還元、ガスとのセット割などを基準として他社と比較するとよいでしょう。

おうちでんきを検討するときの注意点

最初に確認したいのは、電気料金が基本料金と電力量料金だけで構成されているわけではない点です。

燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金などによって実際の請求額は変動します。

また、キャンペーンを利用する場合は、特典だけでなく契約期間や解約条件も確認しましょう。現在案内されている初月全額無料キャンペーンでは、公式サイト上で1年間の契約が必要であり、1年未満で解約する場合は3,000円の違約金が必要とされています。

さらに、セット割は通信プランによって割引額や併用条件が異なります。

特にワイモバイルのシンプル3 M/L向け「おうち割 でんきセット(E)」は、光回線とのセット割や家族割引との重複条件を確認することが重要です。

おうちでんきのまとめ

ソフトバンクでんき「おうちでんき」は、ソフトバンク・ワイモバイルの対象通信サービスと電気を組み合わせて固定費を比較したい方にとって、有力な選択肢の一つです。

特に、対象となるスマートフォンを複数回線利用している場合や、ワイモバイルの対象料金プランを契約している場合は、電気料金だけでなく通信費への割引まで含めて検討すると特徴を把握しやすくなります。

一方で、割引の対象プラン、燃料費調整額、キャンペーン条件などは必ず確認しておきたいポイントです。

現在の電気料金と比較する際は、1ヶ月だけではなく、年間の電気使用量や通信費も含めて試算すると判断しやすくなります。

idemitsuでんき

出典:idemitsuでんき公式サイト

idemitsuでんきとは

idemitsuでんきは、出光興産が提供している電力サービスです。

家庭向けの「Sプラン」などがあり、電気料金に加えて、自動車を利用する方に関連する特典なども比較材料になります。

ソフトバンクでんきとはサービス設計が異なるため、スマートフォンとのセット割を重視するか、自動車関連のサービスなどを重視するかという視点でも比較できます。

idemitsuでんきの料金

条件をそろえるため、東京電力エリアの「Sプラン」を確認します。

2026年5月1日付の重要事項説明書で確認できる税込単価は次のとおりです。

項目税込料金
基本料金 10Aにつき311.75円
電力量料金 120kWhまで29.80円/kWh
120kWh超〜300kWhまで34.76円/kWh
300kWh超37.10円/kWh

東京エリアの場合、基本料金は10Aごとに311.75円です。

したがって30Aなら935.25円、40Aなら1,247円が基本料金の目安となります。

ただし、実際の請求額には燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金などが関係します。

重要事項説明書では、燃料価格の高騰などによって、燃料費調整に上限を設定している他の小売電気事業者の料金プランより割高になる可能性がある旨も案内されています。

料金単価だけで将来の請求額を断定せず、契約時点の燃料費調整単価なども確認する必要があります。

idemitsuでんきのおすすめポイント

idemitsuでんきは、電気料金だけでなく、出光興産のサービスとの組み合わせを含めて検討できる点が特徴です。

日常的に自動車を利用する家庭の場合は、電気以外の特典が自分の生活スタイルに合うか確認するとよいでしょう。

一方、ソフトバンクでんきのようなソフトバンク・ワイモバイル向け通信費割引を目的としたサービスではないため、何を家計の節約ポイントとして重視するかによって選択が変わります。

idemitsuでんきのキャンペーン・特典

キャンペーンや特典は申し込み時期や申し込み経路によって変更される可能性があります。

そのため、申し込み時には公式サイトに掲載されているキャンペーンの対象プラン、対象地域、適用条件、特典付与時期などを確認してください。

キャンペーンの金額だけでなく、通常料金や燃料費調整の仕組みも含めて比較することが重要です。

どのような利用シーンに向いているか

idemitsuでんきは、次のような観点で電力会社を検討している方が比較しやすいサービスです。

・電力量料金を段階別に確認して選びたい
・自動車関連のサービスも含めて比較したい
・電気使用量が比較的多い
・通信会社とのセット割以外のメリットも確認したい

ソフトバンク・ワイモバイル利用者の場合は、idemitsuでんきの電気料金や特典と、ソフトバンクでんき利用時の通信費割引を合わせて比較すると判断しやすくなります。

idemitsuでんきのまとめ

idemitsuでんきは、電気料金に加えて自動車との関連サービスなども比較したい方が検討しやすい電力サービスです。

東京電力エリアのSプランでは、使用量に応じて3段階の電力量料金が設定されています。

ただし、実際の電気代には燃料費調整額などが影響するため、表面上の電力量料金だけではなく、現在の使用量を使ったシミュレーションで比較しましょう。

東京ガスの電気

出典:東京ガス公式サイト

東京ガスの電気とは

東京ガスでは、東京電力エリアなどを対象として家庭向けの電気サービスを提供しています。

代表的な料金メニューの一つが「基本プラン」です。

東京ガスの都市ガスを利用している場合は、電気とガスを組み合わせたセット割も比較材料になります。

ソフトバンクでんきが通信サービスとの組み合わせを特徴としているのに対し、東京ガスの電気はガスとの組み合わせを検討しやすい点が特徴です。

東京ガス「基本プラン」の料金

2026年8月28日時点で公式サイトに掲載されている基本プランの料金は次のとおりです。

項目税込料金
基本料金 10A311.74円
基本料金 15A467.61円
基本料金 20A623.48円
基本料金 30A935.22円
基本料金 40A1,246.96円
基本料金 50A1,558.70円
基本料金 60A1,870.44円
電力量料金 120kWhまで29.70円/kWh
120kWh超〜300kWhまで35.69円/kWh
300kWh超39.50円/kWh

基本プランでは、燃料価格の変動に応じて燃料費調整額が加算または差し引きされ、再生可能エネルギー発電促進賦課金も加算されます。

また、東京ガス公式サイトでは燃料費調整の上限を設定していないと案内されています。

そのため、基本料金や電力量料金だけを比較して実際の請求額の高低を断定することはできません。

東京ガスの電気のおすすめポイント

東京ガスの都市ガスを利用している家庭では、ガスと電気をまとめた場合のセット割を含めて検討できることが特徴です。

基本プランでは、所定の条件を満たしてガスと電気をセットで利用する場合、対象となるセット割が用意されています。

一方、ソフトバンクでんきでは対象となるスマートフォンやインターネットとのセット割が中心です。

したがって、

「通信サービスとのセットを重視するか」

「都市ガスとのセットを重視するか」

という違いも比較ポイントになります。

東京ガスの電気のキャンペーン

2026年8月28日時点の公式サイトでは、基本プランなどを新規で申し込み、所定条件を満たした場合に基本料金1ヶ月無料となる特典が案内されています。

公式サイトでは、基本プランまたは対象プランを新規で申し込み、電気の需給開始日がお申し込みから6ヶ月以内であることなどが適用条件として示されています。

キャンペーンは変更または終了する場合があるため、申し込み時点の条件を公式サイトで確認してください。

どのような利用シーンに向いているか

東京ガスの電気は、次のような方が比較しやすいサービスです。

・東京ガスの都市ガスを利用している
・電気とガスをまとめて管理したい
・ガスとのセット割を重視している
・東京電力エリアで電力会社を比較している

反対に、ソフトバンクやワイモバイルの通信費とのセットメリットを重視する場合は、ソフトバンクでんきと具体的な割引額を比較することが重要です。

東京ガスの電気のまとめ

東京ガスの電気は、東京ガスの都市ガスとの組み合わせを含めて固定費を比較したい方にとって検討しやすいサービスです。

基本プランは段階制の電力量料金となっており、契約アンペアと毎月の使用量によって料金が変わります。

ガスとのセット割や新規申し込み特典だけでなく、燃料費調整額を含めた実際の料金を確認したうえで比較しましょう。

ソフトバンクでんき・idemitsuでんき・東京ガスの電気を比較

ここまで紹介した3サービスについて、料金やセットサービスなどを一覧で確認してみましょう。

料金条件をそろえるため、電気料金については東京電力エリアの一般家庭向けプランを基準に比較しています。

比較項目ソフトバンクでんき「おうちでんき」idemitsuでんき「Sプラン」東京ガス「基本プラン」
基本料金10A311.75円311.75円311.74円
基本料金30A935.25円相当935.25円935.22円
120kWhまでの電力量料金29.80円/kWh29.80円/kWh29.70円/kWh
120kWh超〜300kWh36.40円/kWh34.76円/kWh35.69円/kWh
300kWh超40.49円/kWh37.10円/kWh39.50円/kWh
主なセット・関連特典ソフトバンク・ワイモバイル対象通信サービスとのセット割自動車利用者向けの特典など東京ガスの都市ガスとのセット割
燃料費調整ありありあり
再エネ賦課金ありありあり
特徴通信サービスとの組み合わせを比較しやすい電気と自動車関連特典を組み合わせて検討できる電気と都市ガスをまとめて検討できる

料金は税込です。

2026年8月28日時点で各社公式サイトから確認できる情報をもとにしています。実際の電気料金には燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金などが加算または調整されるため、この表の単価だけで最終的な請求額を比較することはできません。

また、料金改定、キャンペーン変更、契約条件の変更などが行われる場合があります。最新情報は申し込み前に各社公式サイトをご確認ください。

3サービスの違いは「何とセットで利用するか」に注目

3サービスを比較すると、基本料金や電力量料金だけでなく、それぞれがどのような生活サービスと結びついているかに違いがあります。

ソフトバンクでんきは通信サービス、idemitsuでんきは自動車関連サービス、東京ガスの電気は都市ガスとの組み合わせが比較ポイントになります。

そのため、表に掲載された1kWhあたりの料金差だけで判断するよりも、自分が普段利用しているサービスまで含めて比較することが重要です。

ソフトバンク・ワイモバイル利用者はセット割を確認

ソフトバンクでんき「おうちでんき」の特徴がわかりやすく表れるのは、ソフトバンクまたはワイモバイルの対象サービスを利用しているケースです。

ソフトバンクの「おうち割 でんきセット(M)」では、対象となるスマートフォンや固定通信サービスなどについて、1回線につき1〜2年目は毎月110円、3年目以降は毎月55円の割引が案内されています。

でんき1契約につき最大10回線まで対象となるため、家族で対象サービスを複数利用している場合は回線数も確認しておきましょう。

たとえば対象となるサービスが4回線あり、1回線につき毎月110円の割引が24ヶ月適用される条件なら、

110円 × 4回線 × 24ヶ月 = 10,560円

となります。

これは電気料金そのものから10,560円が値引きされるという意味ではありません。対象となる通信サービス側に適用される割引として区別して考える必要があります。

また、すべてのソフトバンク利用者に同一条件で適用されるわけではなく、対象サービスや料金プランなどの条件があります。

ワイモバイルは契約プランによる割引額の違いを確認

ワイモバイルを利用している場合は、契約している料金プランを確認してから比較しましょう。

対象プランによって「おうち割 でんきセット(E)」と「おうち割 でんきセット(A)」などがあり、割引内容が異なるためです。

特にシンプル3 M/Lでは、対象条件を満たした場合、「おうち割 でんきセット(E)」として2年間毎月1,100円の割引が案内されています。

一方、ほかの対象プランでは2年間毎月110円、3年目以降毎月55円となる場合があります。

割引額だけを見ると魅力的に感じられますが、ほかの割引サービスとの併用条件があります。

現在利用している割引がある場合は、

「おうちでんきに申し込むことで新しく受けられる割引」

だけではなく、

「現在の割引との併用が可能か」

まで確認することが重要です。

電力サービスを選ぶときに確認したい7つのポイント

電力会社を比較するときは、「1kWhあたりの単価が安い」という理由だけで選ばないことが大切です。

家庭によって電気使用量や契約アンペア、スマートフォン、ガス、自動車などの利用状況が異なるため、適したサービスも変わります。

1.現在の電気使用量を確認する

最初に確認したいのが、現在どれくらい電気を使用しているかです。

電力サービスには、使用量に応じて単価が変わる段階制料金を採用しているプランがあります。

たとえば東京電力エリアのおうちでんきでは、

120kWhまで
120kWh超〜300kWhまで
300kWh超

という3段階で電力量料金が設定されています。

そのため、毎月100kWh程度使用する家庭と400kWh程度使用する家庭では、料金単価の違いによる影響も変わります。

現在利用している電力会社の検針票やWeb明細を確認し、できれば直近1ヶ月だけではなく1年間の使用量を把握しておきましょう。

夏や冬は冷暖房によって使用量が増えることがあるため、年間を通じて比較するほうが実際の利用状況を反映しやすくなります。

2.基本料金を確認する

アンペア制のプランでは、契約アンペアによって基本料金が変わります。

たとえば東京電力エリアのおうちでんきでは、契約電流10Aにつき月額311.75円です。

そのため、

30Aなら935.25円相当
40Aなら1,247円相当
50Aなら1,558.75円相当

となります。

ただし、基本料金の計算方法は電力会社やエリアによって異なります。

関西・中国・四国などでは最低料金方式が採用されているプランもあるため、東京電力エリアの料金表をそのまま全国に当てはめることはできません。

自宅の供給エリアに対応した料金表を確認してください。

3.燃料費調整の仕組みを確認する

電力会社を比較するときに見落としやすいのが燃料費調整です。

電気料金は基本料金と電力量料金だけではなく、燃料価格などの変動を反映する燃料費調整額が加算または差し引きされることがあります。

そのため、料金表に記載された電力量料金が低いサービスが、どの月でも最終的な請求額まで低くなるとは限りません。

特に燃料価格が大きく変動している時期には、燃料費調整の計算方法や上限の有無が請求額に影響する場合があります。

比較するときは、

・基本料金
・電力量料金
・燃料費調整額
・再生可能エネルギー発電促進賦課金
・その他の調整額

まで確認しましょう。

4.スマホ・ガスなどのセット割を確認する

電気料金単体では大きな差がなくても、セット割によって家計全体の支払額に違いが生じる場合があります。

今回比較したサービスで見ると、

ソフトバンクでんき
→ ソフトバンク・ワイモバイルの対象通信サービス

東京ガスの電気
→ 東京ガスの都市ガス

idemitsuでんき
→ 自動車関連サービス

という違いがあります。

どの組み合わせが適しているかは家庭によって異なります。

すでに利用しているサービスを無理に変更してセット割を作るのではなく、現在の契約状況を基準に比較すると判断しやすくなります。

5.キャンペーンは適用条件まで確認する

電力会社では、新規契約者向けキャンペーンが実施されることがあります。

ただし、

「○ヶ月無料」

「○円相当プレゼント」

といった特典部分だけを確認するのでは不十分です。

確認したいのは、

・キャンペーン期間
・対象となる料金プラン
・対象エリア
・新規契約のみか
・申し込みから開通までの期限
・特典を受けるために必要な契約期間
・途中解約時の条件
・特典の付与時期

などです。

ソフトバンクでんきについても、2026年8月28日時点で確認できる「おうちでんき でんき代初月全額無料キャンペーン」には所定の適用条件があります。

キャンペーンは変更または終了する場合があるため、広告や過去の記事だけで判断せず、申し込み画面に表示される最新条件を確認してください。

6.解約や引っ越し時の条件を確認する

電力会社は長期間利用する可能性があるサービスです。

現在の住居での利用だけではなく、引っ越した場合に継続できるかも確認しておきましょう。

ソフトバンクでんきは供給エリアによって利用できるプランが異なります。

引っ越し先によって現在と同じプランを利用できない可能性もあるため、転居予定がある場合は供給エリアを事前に確認しておくと安心です。

また、キャンペーンによって最低利用期間や期間内解約時の条件が設定される場合があります。

通常契約の解約条件とキャンペーンの適用条件は分けて確認してください。

7.電気だけでなく家計全体で比較する

電力会社選びでは、「電気代だけで毎月いくら違うか」に注目しがちです。

しかし、ソフトバンク・ワイモバイル利用者であれば通信費、東京ガス利用者であればガス料金、自動車を日常的に利用する方なら給油などの関連サービスも家計に含まれます。

そのため、

電気料金 + スマホ料金 + インターネット料金 + ガス料金 + 関連サービス

という視点で比較すると、生活スタイルに合ったサービスを見つけやすくなります。

電力会社の切り替えで失敗しやすいポイント

電力会社の変更自体は一般的な手続きになっていますが、料金表の見方やキャンペーン条件を十分に確認せずに申し込むと、想定していたメリットを得られない場合があります。

「基本料金が同程度だから請求額も同じ」と考える

基本料金が同程度でも、電力量料金や燃料費調整の仕組みなどが異なれば最終的な請求額は変わります。

今回の東京電力エリアの比較でも、30Aの基本料金には大きな差がありませんが、120kWhを超えた後の電力量料金には違いがあります。

基本料金だけでなく、自分の使用量に対応する電力量料金まで確認してください。

キャンペーンだけで選ぶ

キャンペーンは電力会社を比較する材料の一つですが、特典は期間限定です。

半年や1年といった一定期間だけ特典を受けられても、その後は通常料金になります。

長期利用を想定するなら、

「キャンペーン期間中」

「キャンペーン終了後」

の両方で費用を考えることが重要です。

セット割の対象条件を確認しない

「ソフトバンクを使っているから割引対象になる」と思って申し込んでも、契約している料金プランによっては想定していた割引と異なる可能性があります。

特にワイモバイルでは料金プランによって割引内容が異なるため、プラン名まで確認しましょう。

家族の回線を含める場合も、それぞれが対象条件を満たしているか確認する必要があります。

1ヶ月分の電気代だけで比較する

電気使用量は季節によって大きく変わる場合があります。

春や秋に使用量が少なくても、夏のエアコンや冬の暖房によって使用量が増える家庭があります。

可能であれば過去12ヶ月の使用量を確認し、年間ベースで比較しましょう。

用途別に考える電力サービスの選択例

ここでは、今回比較したサービスがどのような利用状況で検討しやすいかを整理します。

順位を付けるものではなく、それぞれの特徴と生活スタイルを照らし合わせるための選択例です。

ソフトバンクやワイモバイルを利用している場合

ソフトバンクでんき「おうちでんき」を確認しておきたいケースです。

特に対象となる通信サービスを複数回線契約している場合は、1回線ごとの割引を合計して比較できます。

ワイモバイルのシンプル3 M/Lを利用している場合は、「おうち割 でんきセット(E)」の対象条件も確認しておきましょう。

ただし、ほかのセット割との併用条件があるため、現在適用されている割引も含めて比較してください。

東京ガスの都市ガスを利用している場合

東京ガスの電気「基本プラン」は比較対象に加えやすいサービスです。

ガスと電気を同じ事業者にまとめたい場合や、ガス・電気セット割の条件に該当する場合に検討しやすくなります。

ソフトバンク・ワイモバイルも利用している家庭なら、

「電気をソフトバンクにまとめて通信費の割引を受ける場合」

「東京ガスにまとめてガス・電気セット割を利用する場合」

の両方を試算すると判断しやすいでしょう。

自動車をよく利用する場合

idemitsuでんきは、自動車関連の特典まで含めて比較したい方が検討しやすいサービスです。

日常的に給油する家庭では、電気料金だけではなく関連特典も含めた年間負担額を確認してみましょう。

一方、自動車をほとんど利用しない場合は、関連特典より電気料金や別のセットサービスを重視したほうが比較しやすい場合があります。

セット割を利用しない場合

スマートフォン、ガス、自動車などのセットメリットを特に利用しない場合は、電気そのものの料金体系を中心に比較しましょう。

具体的には、

・契約アンペア
・基本料金
・毎月の使用量
・電力量料金
・燃料費調整
・解約条件

などを確認します。

同じ300kWhを利用する場合でも、料金体系によって請求額は変わるため、各社公式サイトの料金シミュレーションを利用する方法もあります。

ソフトバンクでんき「おうちでんき」に関するよくある質問

Q.ソフトバンクでんきはソフトバンクユーザー以外でも契約できますか?

契約条件や供給エリアなどを満たしていれば、電力サービスそのものは通信サービスとは別に検討できます。

ただし、「おうち割 でんきセット」などの通信費割引を利用するには、ソフトバンクまたはワイモバイルの対象通信サービスなど所定の条件を満たす必要があります。

セット割を目的として申し込む場合は、現在利用している通信料金プランが対象か確認してください。

Q.ソフトバンクでんきにすると停電しやすくなりますか?

電力会社を切り替えたことだけを理由に、家庭に供給される電気の品質が変わる仕組みではありません。

電力小売会社を変更しても、送配電については地域の一般送配電事業者のネットワークを利用します。

そのため、新電力だから電気そのものの品質が低くなるという考え方ではありません。

Q.ソフトバンクでんきへの切り替えには工事が必要ですか?

現在の設備状況などによりますが、一般的な電力会社の切り替えでは大掛かりな電気工事を伴わないケースが一般的です。

ただし、スマートメーターが設置されていない場合などには、必要な対応が行われる場合があります。

個別の設備状況については申し込み時に確認してください。

Q.ソフトバンクでんきはどの地域で利用できますか?

供給エリアによって利用可能なプランが異なります。

ソフトバンク公式サイトでは、北海道、東北、東京、中部、関西、中国、四国、九州、沖縄などの電力エリアごとに提供プランが案内されていますが、一部地域やプランには提供条件があります。

また、北陸電力エリアなど、対象外となる地域があります。

住所を入力して申し込み可能か確認することが重要です。

Q.ソフトバンクでんきの電気料金は地域によって違いますか?

異なります。

たとえば東京電力エリアでは基本料金を契約アンペアに応じて設定していますが、中国電力エリアや四国電力エリアなどでは最低料金を基準とした料金体系が設定されています。

そのため、東京電力エリアの料金表を見て全国の料金を判断することはできません。

必ず自宅の電力エリアに対応した料金表を確認してください。

Q.おうち割 でんきセットは何回線まで対象ですか?

ソフトバンクの「おうち割 でんきセット(M)」では、指定の固定通信サービス、スマートフォン、ケータイ、タブレット、モバイルWi-Fiルーターから最大10回線までと案内されています。

ただし、対象となる料金プランやサービスなどの条件があります。

家族で複数回線を利用している場合は、それぞれの回線が対象になるか確認しましょう。

Q.ソフトバンクのおうち割 でんきセットはいくら割引されますか?

ソフトバンクの対象サービスについては、1回線ごとに1〜2年目は毎月110円、3年目以降は毎月55円の割引が案内されています。

たとえば対象サービスが3回線の場合、最初の2年間は条件を満たせば毎月合計330円相当の割引となる計算です。

実際の適用可否は料金プランなどによるため、契約前に対象条件をご確認ください。

Q.ワイモバイルでもセット割を利用できますか?

対象料金プランなどの条件を満たせば利用できます。

ただし、ワイモバイルでは料金プランによって割引内容が異なります。

シンプル3 M/Lを対象とする「おうち割 でんきセット(E)」と、その他の対象プランに適用される「おうち割 でんきセット(A)」では割引額などが異なるため、現在のプラン名を確認することが重要です。

Q.キャンペーンを使えば必ず電気代が安くなりますか?

キャンペーンによる特典があっても、年間の電気料金が他社より低くなるとは限りません。

毎月の使用量、契約アンペア、燃料費調整、セット割、キャンペーン終了後の通常料金などによって総額が変わるためです。

キャンペーンは比較材料の一つとして考え、通常料金も含めて検討しましょう。

Q.キャンペーン情報はどこで確認すればよいですか?

ソフトバンクでんきの公式サイトにあるキャンペーンページを確認する方法があります。

キャンペーンは受付期間、対象地域、対象プラン、開通期限などが変更される場合があります。

過去に実施されたキャンペーン情報が検索結果などに残っていることもあるため、申し込み時点で「受付中」と案内されているものを確認してください。

Q.電力会社を比較するときは何ヶ月分の料金を確認すればよいですか?

可能であれば12ヶ月分の使用量を確認することをおすすめします。

冷暖房を多く使用する季節と、それ以外の季節では電気使用量が大きく異なる家庭があるためです。

12ヶ月分の使用量が用意できない場合でも、夏・冬など使用量が増える時期を含めて複数月を比較すると判断しやすくなります。

ソフトバンクでんきは通信費まで含めて比較しよう

ソフトバンクでんき「おうちでんき」は、電気とソフトバンク・ワイモバイルの対象通信サービスを組み合わせて利用できる点が特徴です。

東京電力エリアのおうちでんきでは、2026年8月28日時点で、

基本料金10Aにつき311.75円
120kWhまで29.80円/kWh
120kWh超〜300kWhまで36.40円/kWh
300kWh超40.49円/kWh

という料金が案内されています。

ただし、実際の請求額には燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金などが関係するため、これらの単価だけで他社との優劣を判断することはできません。

ソフトバンク利用者の場合は、「おうち割 でんきセット(M)」によって対象通信サービス1回線につき1〜2年目は毎月110円、3年目以降は毎月55円の割引が案内されています。

また、でんき1契約につき最大10回線まで対象となるため、家族で対象サービスを複数利用している場合は、通信費を含めた家計全体で比較することがポイントです。

ワイモバイル利用者についても、対象料金プランによってセット割を利用できる場合があります。特にシンプル3 M/Lでは割引内容が異なるため、現在の料金プランを確認しておきましょう。

一方で、東京ガスの都市ガスを利用している場合は東京ガスの電気、自動車関連の特典を重視する場合はidemitsuでんきなど、生活スタイルによって比較したいサービスは変わります。

電力会社を選ぶときは、

・現在の契約アンペア
・年間の電気使用量
・基本料金と電力量料金
・燃料費調整の仕組み
・スマートフォンなどのセット割
・ガスなどのセットサービス
・キャンペーンの適用条件
・契約期間や解約条件

を確認することが大切です。

特にソフトバンクまたはワイモバイルの対象サービスを利用している方は、電気料金だけを比較するのではなく、セット割適用後の通信費まで含めて試算すると、おうちでんきが自分の利用状況に合っているか判断しやすくなります。

料金やキャンペーン、セット割の内容は変更される場合があります。申し込み前には必ず最新の料金表、重要事項説明書、キャンペーン条件、セット割の対象料金プランをご確認ください。


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