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リフォーム会社や工務店、各種工事事業者にとって、新規顧客を継続的に開拓することは重要な経営課題の一つです。
これまで紹介や口コミ、チラシ、地域での営業活動を中心に顧客を獲得してきた事業者の中には、「Webからも問い合わせを増やしたい」「広告を出す以外の集客方法も検討したい」と考えている方もいるでしょう。
一方、Web集客サービスは料金が発生するタイミングや顧客とのマッチング方法、対応している工事、成約時の手数料などがサービスごとに異なります。
登録料や月額料金が無料でも、顧客への提案時に料金が発生するサービスもあれば、成約時に手数料が発生するサービスもあります。そのため、単純に「料金が安いか」だけで判断するのではなく、自社の営業方法や案件単価、対応エリアなども含めて比較することが大切です。
この記事では、リフォーム・工務店・工事事業者のWeb集客に利用できるサービスとして、ゼヒトモ、ミツモア、ホームプロを取り上げます。
ゼヒトモを最初に紹介したうえで、各サービスを「料金体系」「集客の仕組み」「対応サービス」「顧客へのアプローチ方法」「利用時に確認したいポイント」といった共通の基準で比較します。
Web集客を初めて検討するリフォーム会社や工務店はもちろん、現在利用している集客方法を見直したい事業者も参考にしてください。
なお、料金・サービス内容・キャンペーン等は2026年8月23日時点で確認できる各公式サイトの情報をもとにしています。内容が変更される場合があるため、契約・登録前には必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。
ゼヒトモ

出典:ゼヒトモ公式サイト
ゼヒトモとは
ゼヒトモは、仕事を依頼したい利用者と、仕事を受注したい事業者をつなぐマッチングプラットフォームです。
リフォームをはじめ、内装工事、外装工事、外構工事、電気・設備工事、クリーニングなど、住宅・建築関連の幅広いカテゴリーが用意されています。
公式サイトでは、毎月約25,000件以上の依頼が届いていると案内されています。依頼者が仕事内容や希望条件などについて質問に回答し、その条件をもとに事業者とのマッチングが行われる仕組みです。
リフォーム事業者にとって特徴的なのは、固定の月額料金を支払って広告枠へ掲載する仕組みではなく、条件の合う見込み客へ提案するときに料金が発生する「応募課金型」である点です。
登録しただけで毎月固定費が発生するわけではないため、まずWeb経由の新規顧客開拓を試してみたい事業者にとっても検討しやすい料金体系といえます。
ゼヒトモの特徴
ゼヒトモでは、依頼者が仕事を依頼する際に複数の質問へ回答します。
その情報をもとに、AIを利用した自動マッチング機能「スピードマッチ」で条件に合う事業者とのマッチングが行われます。事業者側は、自社が希望する条件に合った見込み客に対して提案できます。
リフォーム会社の場合、「どの地域まで施工に行けるのか」「どのような工事を受注したいのか」といった条件は会社によって異なります。
たとえば、地域密着型の工務店であれば営業エリアを広げすぎると、現地調査や施工管理の移動負担が大きくなることがあります。一方、対応できる工事の種類が多い会社なら、複数カテゴリーを活用することで顧客との接点を増やせる可能性があります。
自社の営業条件とWeb集客の設定を組み合わせて運用できることが、マッチングサービスを利用するメリットの一つです。
ゼヒトモの料金
2026年8月23日時点で確認できる公式情報では、ゼヒトモの料金は次のように案内されています。
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 初期登録料 | 0円 |
| 月額利用料 | 0円 |
| 仲介手数料 | 0円 |
| 成約手数料 | 0円 |
| 見込み客への初回メッセージ | 167円(税込)〜 |
| 課金方式 | 応募課金型 |
見込み客への初回メッセージ送信料金は依頼内容によって異なります。公式サポートでは、提案料金は167円(税込)からで、提案に使用するZコインは200Zコインから購入できると案内されています。
つまり、ゼヒトモでは登録や毎月の利用そのものでは固定料金が発生せず、依頼者へ提案するときに費用が発生する仕組みです。
また、成約した工事金額に応じて成約手数料が差し引かれる仕組みではありません。
たとえば高単価のリフォーム案件を受注した場合でも、ゼヒトモに対して工事代金の一定割合を成約手数料として支払う料金体系ではないことが公式サイトで案内されています。
ただし、提案すれば必ず商談や受注につながるわけではありません。
応募課金型では、提案した段階で費用が発生するため、「1件の受注に何件の提案が必要だったか」「提案から商談へ進んだ割合」「商談から成約した割合」などを記録し、費用対効果を確認しながら運用することが重要です。
ゼヒトモのおすすめポイント
固定費を抑えてWeb集客を始められる
登録料と月額利用料が0円なので、登録しているだけで毎月固定費が発生する料金体系ではありません。
Web集客をこれから始める会社の場合、ホームページ制作、SEO、リスティング広告などへ最初から大きな予算を設定することに不安を感じる場合もあるでしょう。
ゼヒトモでは提案する案件を確認しながら費用を使えるため、Web集客の選択肢を増やしたい事業者に適した仕組みの一つです。
成約手数料が0円
リフォームは工事内容によって受注金額が大きく変わります。
そのため、成約金額に対して一定割合の手数料が発生するサービスでは、高額案件ほど支払う手数料も大きくなる場合があります。
ゼヒトモは公式サイトで成約手数料0円と案内しています。応募時には費用が必要ですが、受注金額に比例する成約手数料を考慮する必要がない点は、料金を比較するときに確認しておきたい特徴です。
リフォーム以外の工事カテゴリーにも対応
公式サイトでは、総合リフォームだけでなく、内装工事、外装工事、外構工事、電気・設備工事などのカテゴリーも掲載されています。
リフォーム会社だけでなく、専門工事会社や一人親方なども、自社が対応できるカテゴリーを確認して利用を検討できます。
顧客と直接コミュニケーションを取りやすい
リフォーム工事では、見積金額だけで受注が決まるとは限りません。
施工方法の説明、現場状況の確認、予算に合わせた提案、工期の調整など、顧客とのコミュニケーションも重要です。
ゼヒトモではマッチング後に顧客と会話しながら新規顧客獲得につなげる仕組みが用意されているため、価格だけでなく自社の施工経験や提案内容を伝えることが重要になります。
キャンペーン・特典
2026年8月23日の確認時点では、今回参照した事業者向け公式ページで、全事業者を対象とする期間限定の金額キャンペーンについて明確な記載は確認できませんでした。
一方、登録料、月額利用料、仲介手数料、成約手数料が0円であることは公式サイトに明記されています。
キャンペーンや登録特典は時期によって変更される可能性があります。利用開始時点の内容は公式サイトでご確認ください。
ゼヒトモが活用しやすい利用シーン
ゼヒトモは、次のようなケースで検討しやすいサービスです。
・紹介や口コミ以外の新規顧客獲得ルートを作りたい
・Web集客を始めたいが毎月の固定費は抑えたい
・成約金額に比例する手数料がないサービスを検討したい
・リフォーム、内装、外装、外構、設備工事などの案件を探したい
・自社の営業エリアや得意分野に合う案件へ提案したい
・見込み客とコミュニケーションを取りながら受注につなげたい
ただし、登録すれば自動的に受注できるというサービスではありません。
プロフィールの充実、施工実績の提示、問い合わせへの対応速度、見積内容、提案文、顧客対応などによって商談結果が変わる可能性があります。
提案に費用が発生する以上、案件を無差別に選ぶのではなく、自社の施工エリア、得意工事、想定粗利、営業体制などに合った依頼を選ぶことが重要です。
ゼヒトモのまとめ
ゼヒトモは、初期登録料、月額利用料、仲介手数料、成約手数料が0円で、見込み客へ初回メッセージを送信するときに167円(税込)からの費用が発生する応募課金型サービスです。
特に、固定費を抑えながらWeb集客の新しい経路を作りたいリフォーム会社・工務店・工事事業者にとって比較候補にしやすいサービスです。
一方で、提案時点で費用が発生するため、提案件数だけを増やすのではなく、商談率や成約率まで記録して費用対効果を確認することが大切です。
ミツモア

出典:ミツモア公式サイト
ミツモアとは
ミツモアは、サービスを必要としている依頼者と事業者をマッチングするサービスです。
依頼者が質問に回答すると依頼内容が作成され、条件に合った事業者が見積もりを提示する仕組みになっています。公式情報では、依頼に対して最大5社のプロが応募する仕組みが案内されています。
住宅関連サービスも取り扱っているため、ゼヒトモとあわせて比較しやすいサービスの一つです。
ミツモアの特徴
ミツモアでは、依頼者の条件と事業者が設定したサービス、エリア、価格などをもとにマッチングが行われます。
自動応募を設定すると、事前に設定した価格をもとに見積もりを自動送信できる仕組みがあります。営業活動に多くの時間を使いにくい事業者にとって、自動応募は確認しておきたい機能です。
ただし、料金体系はすべてのサービスで同一ではありません。
成約課金型、応募課金型、さらに一部の高単価工事では応募時と成約時の双方に費用が発生するハイブリッド型があります。自社が登録する工事カテゴリーがどの料金体系なのかを確認してから利用する必要があります。
ミツモアの料金
公式情報では、登録料、月額利用料、掲載料はいずれも0円です。
主な料金は次のとおりです。
| 項目 | 料金・内容 |
|---|---|
| 登録料 | 0円 |
| 月額利用料 | 0円 |
| 掲載料 | 0円 |
| 成約課金型 | 税込16.5%〜38.5% |
| リフォーム等の標準的な成約手数料 | 税込22% |
| 成約課金型の手動応募 | 165円〜 |
| 応募課金型 | 165ポイント〜/応募 |
| 一部工事のハイブリッド型 | 案件紹介料+成約手数料 |
| 振込手数料 | 275円/回 |
2026年8月時点の公式案内では、ハウスクリーニング、引越し、機器設置・修理、リフォーム、便利屋、水のトラブル、庭の手入れなどの成約課金型について、代表的な手数料率として税込22%が掲載されています。
一方、外構工事は応募課金型の対象として案内され、応募時に165ポイントから消費し、成約手数料は発生しない仕組みです。
さらに、外壁塗装、屋根の修理・リフォーム、保険修繕などの一部サービスについては、公式案内の例では案件紹介料1,650ポイントと税込11%の成約手数料が示されています。リフォーム系の一部サービスでは、案件紹介料1,650ポイントと税込8.8%の成約手数料という例も掲載されています。
つまり、「リフォームだから一律22%」と判断するのではなく、登録予定の工事項目ごとに最新の料金表を確認することが重要です。
ミツモアのおすすめポイント
初期費用と月額固定費が0円
ミツモアもゼヒトモと同様、登録料と月額利用料が0円です。
毎月の固定掲載料を支払う形式ではないため、Web集客の入口として登録を検討しやすい料金体系です。
自動応募に対応するサービスがある
条件を設定した自動応募に対応している点はミツモアの特徴です。
現場作業が中心で、日中に新着案件を何度も確認することが難しい工務店や工事事業者の場合、営業作業を効率化する方法の一つとして検討できます。
課金方式を理解して利用する必要がある
ミツモアはサービスカテゴリーによって料金体系が異なるため、自社が提供する工事の手数料を確認することが特に重要です。
たとえば、成約課金型では受注しなければ成約手数料は発生しませんが、受注時には工事金額に応じた手数料を考慮する必要があります。
一方、応募課金型では受注の有無にかかわらず応募時に費用が発生します。
どちらが適しているかは、案件単価、粗利率、成約率、営業方法などによって変わります。
キャンペーン・特典
2026年8月23日の確認時点で参照した事業者向け公式ページでは、全事業者に共通する期間限定キャンペーンの明確な金額条件は確認できませんでした。
登録料・月額利用料などが0円であることは公式情報として確認できますが、期間限定キャンペーンについては登録時に最新情報をご確認ください。
ミツモアが活用しやすい利用シーン
ミツモアは、自動応募を利用して営業作業を効率化したい事業者や、成約課金型のサービスを利用して受注成立を基準に集客費を管理したい事業者にとって比較候補になります。
ただし、リフォーム・工事分野ではカテゴリーごとに課金方式や手数料が異なります。
高単価工事の場合は数%の手数料率の違いでも実際の支払額に差が生じるため、想定受注金額を使って手数料を試算しておくと比較しやすくなります。
ミツモアのまとめ
ミツモアは初期費用や月額利用料を抑えながら、依頼者から届く案件に見積もりを提示できるマッチングサービスです。
ゼヒトモとの大きな比較ポイントは課金方式です。
ゼヒトモは応募時に費用が発生し、成約手数料は0円です。一方、ミツモアはサービスによって成約課金型、応募課金型、ハイブリッド型などに分かれています。
そのため、単純な応募料金だけではなく、自社が扱う工事カテゴリーで実際にどの課金方式が適用されるかを確認したうえで比較するとよいでしょう。
ホームプロ

出典:ホームプロ公式サイト
ホームプロとは
ホームプロは、リフォーム会社を探している利用者と加盟リフォーム会社をつなぐリフォーム会社紹介サービスです。
2001年にサービスを開始しており、公式サイトでは全国約1,100社の加盟会社、累計利用者110万人以上と案内されています。
ゼヒトモやミツモアが幅広いサービスカテゴリーを扱っているのに対して、ホームプロはリフォーム会社紹介に特化している点が大きな違いです。
ホームプロの特徴
利用者がリフォームの予算、条件、要望を登録すると、対応可能な加盟リフォーム会社が紹介されます。
利用者は紹介された会社の情報や評価、クチコミ、施工事例などを確認しながら比較できます。
事業者側から見ると、リフォームを検討している見込み客と接点を作るためのサービスとなります。
公式の加盟会社募集ページでは、見込み客情報を獲得できること、自社が対応したい案件を選べること、システム上で要望を確認しながら営業できることなどが加盟メリットとして紹介されています。
ホームプロの料金
ホームプロは加盟会社から利用料を受け取る仕組みであることを公式FAQで案内しています。
ただし、2026年8月23日時点で一般公開されている今回確認した加盟会社募集ページでは、加盟事業者側の具体的な初期費用、月額費用、紹介料、成約時の料金等について明確な金額を確認できませんでした。
したがって、本記事では推測した金額を掲載しません。
| 項目 | 料金・内容 |
|---|---|
| 加盟事業者向け料金 | 公開ページでは具体的金額を確認できず |
| 料金確認方法 | 資料請求・問い合わせで確認 |
| 加盟 | 審査あり |
| サービス分野 | リフォーム会社紹介に特化 |
具体的な料金を比較したい場合は、ホームプロへ資料請求を行い、自社の条件に適用される費用を確認してください。
ホームプロのおすすめポイント
リフォームに特化している
ホームプロはリフォーム会社紹介サービスであるため、総合型マッチングサービスとはサービスの位置付けが異なります。
リフォームを検討している利用者との接点を増やしたい会社にとって、専門型サービスとして比較できます。
加盟審査がある
ホームプロでは独自の加盟審査を設けています。
公式サイトでは、全国約1,100社の加盟会社があると案内されています。
登録すればすぐに利用開始できるタイプのサービスとは異なるため、加盟を検討する場合は審査条件についても事前に確認する必要があります。
評価やクチコミ、施工事例が比較材料になる
ホームプロでは、利用者が加盟会社の評価・クチコミや施工事例を確認できます。
施工品質や顧客対応を積み重ねている会社にとっては、こうした情報が利用者の比較材料になります。
キャンペーン・特典
2026年8月23日時点で確認した加盟会社募集の公式ページでは、加盟事業者向けの期間限定キャンペーンについて、具体的な金額条件を確認できませんでした。
最新の加盟条件、料金、キャンペーンについては公式の加盟会社募集窓口でご確認ください。
ホームプロが活用しやすい利用シーン
ホームプロは、リフォームに特化した集客チャネルを増やしたい会社や、加盟審査のあるプラットフォームで顧客との接点を作りたい会社が比較しやすいサービスです。
一方、電気工事やクリーニングなどリフォーム以外の幅広い仕事もまとめて集客したい場合は、ゼヒトモやミツモアの対応カテゴリーと比較する必要があります。
ホームプロのまとめ
ホームプロはリフォーム会社紹介に特化しており、ゼヒトモやミツモアとは対象領域や加盟方法に違いがあります。
公開ページで事業者向け料金の具体的な金額を確認できないため、費用面を比較する場合は資料請求後の条件確認が必要です。
料金だけでなく、加盟審査、紹介される案件、自社の営業エリアなども含めて判断するとよいでしょう。
ゼヒトモ・ミツモア・ホームプロを比較
ここまで紹介した3サービスを、リフォーム会社・工務店側の視点から同じ項目で整理します。
| 比較項目 | ゼヒトモ | ミツモア | ホームプロ |
|---|---|---|---|
| サービス形態 | マッチングプラットフォーム | 見積もりマッチング | リフォーム会社紹介 |
| 初期登録料 | 0円 | 0円 | 公開ページで具体額を確認できず |
| 月額利用料 | 0円 | 0円 | 公開ページで具体額を確認できず |
| 主な課金方式 | 応募課金型 | 成約課金型・応募課金型・ハイブリッド型 | 詳細は資料請求等で確認 |
| 応募・提案料金 | 167円(税込)〜 | 165円〜など。カテゴリーによる | 要確認 |
| 成約手数料 | 0円 | カテゴリーにより発生 | 要確認 |
| リフォーム等の代表的な成約手数料 | 0円 | 税込22%。一部サービスは異なる | 要確認 |
| 対応分野 | リフォーム、内装、外装、外構、設備等を含む幅広い分野 | リフォーム等を含む幅広い分野 | リフォーム中心 |
| 固定費を抑えた開始 | しやすい | しやすい | 加盟条件を要確認 |
| 特徴 | 提案時課金、成約手数料0円 | カテゴリーごとに複数の課金方式 | リフォーム特化、加盟審査あり |
この表から分かるように、3サービスは「Webからリフォーム顧客との接点を作る」という目的では共通点がありますが、料金が発生するタイミングが異なります。
特にゼヒトモとミツモアを比較するときは、応募課金と成約課金の違いが重要です。
ゼヒトモは見込み客への初回メッセージ送信時に167円(税込)からの料金が発生しますが、成約手数料は0円です。
ミツモアはカテゴリーによって異なり、成約課金型のリフォーム等では代表的な手数料率として税込22%が案内されています。一方で外構工事など応募課金型のカテゴリーもあります。
そのため、「どちらの料金が安い」と一律に判断することは適切ではありません。
応募件数、成約率、平均受注額、粗利率によって実際の集客コストは変わります。
リフォーム・工務店向けWeb集客サービスの選び方
料金が発生するタイミングを確認する
最初に確認したいのが課金方式です。
Web集客サービスの料金は、大きく分けると「月額固定」「応募時課金」「成約時課金」などがあります。
応募課金型は案件に提案した段階で費用が発生します。そのため成約しなかった提案も集客費として計算する必要があります。
一方、成約課金型では成約前の費用を抑えやすいものの、高額工事では成約手数料の金額が大きくなる場合があります。
自社に合う方式を判断するときは、1件当たりの料金だけでなく、1件受注するまでの総コストを見ることが重要です。
平均受注額と粗利から考える
リフォーム工事は案件によって金額差があります。
小規模修繕と全面リフォームでは受注金額が大きく異なるため、同じ課金方式でも事業者に与える影響は変わります。
たとえば成約手数料が税込22%のカテゴリーで100万円の成約金額が手数料計算の対象になると仮定した場合、単純計算では22万円です。
一方、応募課金型では何件提案して1件受注できるかによって集客コストが決まります。
このため、広告費だけを比較するのではなく、
「集客費 ÷ 受注件数」
で1受注当たりの顧客獲得コストを把握することが重要です。
自社が対応できるカテゴリーを確認する
リフォーム会社といっても得意分野はさまざまです。
全面リフォームを中心にする会社もあれば、外壁塗装、水回り、内装、外構、電気設備など特定工事を中心にする会社もあります。
登録前には、自社が受注したい工事カテゴリーが十分に用意されているかを確認しましょう。
ゼヒトモでは総合リフォーム、内装、外装、外構、電気・設備工事など複数カテゴリーが公式サイトに掲載されています。
複数の施工分野に対応できる会社なら、カテゴリーごとの案件状況を確認しながら運用する方法も考えられます。
対応エリアを広げすぎない
案件数を増やすために営業エリアを広く設定したくなる場合がありますが、リフォーム工事では現地調査や打ち合わせ、施工管理、アフターフォローなどで移動が発生します。
遠方の案件を受注すると、交通費や移動時間が利益を圧迫する可能性があります。
特に少人数の工務店や一人親方の場合、移動時間が増えることで既存現場への対応にも影響することがあります。
案件数だけではなく、自社が無理なく対応できる地域を基準に設定することが大切です。
提案から成約までの数字を記録する
Web集客では感覚だけで成果を判断しないことが重要です。
少なくとも、
・提案件数
・返信件数
・現地調査件数
・見積提出件数
・成約件数
・平均受注額
・集客費
・1件当たりの顧客獲得コスト
を記録しておくと、サービスごとの費用対効果を比較しやすくなります。
たとえば月3万円を使って3件受注できた場合、単純な顧客獲得コストは1件1万円です。
同じ月3万円でも1件しか受注できなければ3万円になります。
重要なのは提案単価の安さではなく、最終的に利益につながる受注をどの程度獲得できたかです。
Web集客で確認しておきたいポイント
登録しただけで受注できるとは限らない
マッチングサービスは顧客との接点を作る手段であり、受注を保証するものではありません。
利用者は複数の事業者を比較することがあります。
プロフィールがほとんど記載されていなかったり、施工事例が少なかったり、問い合わせへの返信が遅かったりすると、比較時に十分な情報を伝えられない可能性があります。
会社紹介、対応工事、施工実績、対応地域、資格、写真など、掲載できる情報はできるだけ整備しておくことが大切です。
価格だけで競争しない
Web経由の案件では相見積もりになることがあります。
しかし、常に最低価格を提示することが適切とは限りません。
リフォームでは施工品質、使用材料、保証、工事範囲、担当者の対応などによって見積内容が変わります。
「なぜこの金額になるのか」「工事範囲に何が含まれているのか」を分かりやすく説明することで、単純な価格比較にならない提案を目指すことが重要です。
問い合わせへの対応体制を決める
現場作業をしながらWeb集客を運用する場合、問い合わせへの返信が後回しになりやすいことがあります。
誰が新規案件を確認するのか、何時に確認するのか、見積依頼を受けた後に誰が対応するのかを決めておくと運用しやすくなります。
少人数の事業者の場合は、受注可能な件数を超えて提案しないことも重要です。
受注後の施工品質を維持できる範囲で集客量を調整しましょう。
用途別に考えるWeb集客サービスの選択例
固定費を抑えながらWeb集客を試したい
月額固定費を抑えてスタートしたい場合は、ゼヒトモやミツモアが比較候補になります。
どちらも登録料・月額利用料0円が公式に案内されています。
ただし、その後の課金方式が異なります。
ゼヒトモは応募課金型で、見込み客への初回メッセージが167円(税込)からです。ミツモアはカテゴリーにより成約課金型や応募課金型などが適用されます。
まず少額から提案型の集客を試したい場合はゼヒトモの料金体系を確認し、自社が利用するカテゴリーの成約課金との相性も比較するとよいでしょう。
高単価リフォームを扱うことが多い
高単価案件を扱う事業者は、成約手数料率を特に確認しましょう。
工事金額に比例する成約手数料の場合、受注額が大きくなるほど支払額も増えるためです。
ゼヒトモは成約手数料0円と案内されているため、高単価案件を扱う事業者にとって比較時に確認する価値のある特徴です。
ただし、応募費用を支払っても成約しない場合があるため、最終的には実際の成約率を含めて判断する必要があります。
リフォームに特化したサービスを利用したい
リフォーム分野に特化した集客チャネルを探している場合は、ホームプロも比較候補になります。
ホームプロはリフォーム会社紹介サービスとして運営されており、加盟審査があります。
一方で加盟事業者向けの具体的な料金は今回確認した一般公開ページでは確認できないため、資料請求後にゼヒトモやミツモアとの費用比較を行うとよいでしょう。
リフォーム以外の工事も幅広く受注したい
総合リフォームだけでなく、内装、外構、電気設備、クリーニングなど幅広い仕事を扱う場合は、対応カテゴリーの広いマッチングサービスが検討しやすくなります。
ゼヒトモとミツモアは複数分野を扱っているため、自社の提供サービスを確認しながら比較できます。
よくある質問
ゼヒトモの登録料はいくらですか?
ゼヒトモの事業者登録料は0円です。
2026年8月23日時点の公式情報では、初期登録料、月額利用料、仲介手数料、成約手数料が0円と案内されています。
ゼヒトモは完全無料で利用できますか?
登録自体は無料ですが、案件へ提案するときに費用が発生します。
ゼヒトモは応募課金型で、見込み客への初回メッセージ送信料金は167円(税込)からです。具体的な提案料金は依頼内容によって異なります。
ゼヒトモは成約すると手数料がかかりますか?
2026年8月23日時点の公式情報では、成約手数料は0円と案内されています。
提案時には料金が発生するため、応募費用と成約率をあわせて確認することが大切です。
ゼヒトモはリフォーム会社でも利用できますか?
利用できます。
公式サイトには総合リフォーム、内装工事、外装工事、外構工事、電気・設備工事などのカテゴリーが掲載されています。
自社が対応している工事カテゴリーを確認して登録するとよいでしょう。
ゼヒトモとミツモアの料金の違いは何ですか?
大きな違いは課金方式です。
ゼヒトモは応募課金型で、初回メッセージ送信時に167円(税込)からの料金が発生し、成約手数料は0円です。
ミツモアはカテゴリーによって成約課金型、応募課金型、ハイブリッド型などに分かれています。リフォーム等の代表的な成約課金型では税込22%の手数料が案内されていますが、一部の工事は異なる料金体系です。
Web集客が初めてでも利用できますか?
Web集客の経験が少ない事業者でも利用を検討できます。
ただし、サービスへ登録するだけで成果が決まるわけではありません。
プロフィール作成、施工事例の掲載、問い合わせ対応、提案内容、見積もり、顧客対応などを継続的に改善することが重要です。
マッチングサービスだけで集客した方がよいですか?
一つの集客方法だけに依存する必要はありません。
紹介、口コミ、自社ホームページ、Googleビジネスプロフィール、SNS、Web広告、チラシなどと組み合わせる方法もあります。
複数の集客経路を持つことで、それぞれの顧客獲得コストや成約率を比較できます。
どのサービスが自社に合うか判断する方法はありますか?
料金体系、対応カテゴリー、営業エリア、平均案件単価、成約手数料、応募費用、営業体制などを比較してください。
そのうえで実際の顧客獲得コストを計測することが重要です。
「提案料金が安い」という理由だけで判断するのではなく、最終的に何件提案して何件受注できたかまで確認すると、自社との相性を判断しやすくなります。
リフォーム・工務店のWeb集客は料金体系と営業方法を比較して選ぼう
リフォーム会社や工務店がWeb集客サービスを選ぶときは、登録料や月額料金だけを見るのではなく、「どのタイミングで費用が発生するのか」を確認することが重要です。
今回比較したゼヒトモ、ミツモア、ホームプロは、いずれもリフォーム事業者が顧客との接点を増やす方法として検討できますが、サービスの仕組みは同じではありません。
ゼヒトモは、初期登録料、月額利用料、仲介手数料、成約手数料が0円で、見込み客への初回メッセージ送信時に167円(税込)からの費用が発生する応募課金型です。
そのため、固定費を抑えながらWeb集客を始めたい事業者や、成約金額に比例する手数料がないサービスを検討したいリフォーム会社・工務店にとって、有力な選択肢の一つです。
ミツモアは登録料・月額利用料が0円ですが、サービスカテゴリーによって成約課金型、応募課金型、ハイブリッド型など料金体系が異なります。自社が提供する工事カテゴリーの最新料金を確認してから比較することが重要です。
ホームプロはリフォーム会社紹介に特化しており、加盟審査が設けられています。専門型の集客チャネルを検討したい場合の比較候補になりますが、具体的な加盟事業者向け料金については資料請求などで確認する必要があります。
どのサービスを利用する場合でも、受注が保証されるわけではありません。
案件数だけを追うのではなく、提案件数、商談数、成約数、平均受注額、粗利、顧客獲得コストを記録し、自社に合う集客方法を判断していくことが大切です。
特にゼヒトモは、月額固定費をかけず、条件に合う見込み客への提案からWeb集客を始められる点が特徴です。紹介や口コミ以外の新規顧客獲得ルートを増やしたい場合は、対応エリアや工事カテゴリー、実際に届いている案件などを公式サイトで確認してみるとよいでしょう。
料金・サービス内容は変更される場合があります。掲載情報は2026年8月23日時点で確認した内容であり、登録前には最新の料金、利用条件、キャンペーン等を各サービスの公式サイトでご確認ください。